2009年10月

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因縁の鎖 断ち切るとき

じーさんに作戦ミスを指摘されたオレは、ソッコーで準備をととのえてでかけることにした。

そう、こないだやられちまったリッチロード相手にもう一回腕だめしするために!

じーさんとパット、クレドも見学に着いてきたけど、三人にはもちろん手をださねーように言ってある。

今度こそリッチロードくれーにはラクショウしてやんぜ!

前回のコトもあってちょびっと恐怖がよぎったけど、カクゴを決めて挑んだリッチロードはなんの歯ごたえもなくあっけなく沈んでった。

その後も何体かやっつけてみてオレは確信したぜ。

コイツにはもう負けねえ!

そのとき、調子ん乗ってるオレの視界の端っこにチラリと金色の影が見えた。

リッチロードを軽々屠りヤツと再び対峙するフラーリ

そう、次の瞬間オレの目の前にやってきたのは”ヤツ”…リッチロードパラゴンだった!

ひさびさに対峙すると、これまでのいろいろな想いがオレの頭をよぎる。

今日このときのために、オレはくる日もくる日も修行を続けてきた。

今こそオレはコイツとの因縁に終止符を打ってやる!

三人に見守られながら、やってきたリッチロードパラゴンを迎え撃つオレ。

激戦は必至!と思ってたオレの予想は、すぐに裏切られるコトになった。

…コイツ、

こんなに弱かったか?

あれほど強大に思えたリッチロードパラゴンだったのに、フタをあけてみりゃあなんてコトもない。

まったく危なげもなく、順調にヤツの体力を減らしていくオレ。

そして!

ヤツとの因縁を断ち切った瞬間

トドメの瞬間はあっけなくやってきた。

オレはついに、悲願だったリッチロードパラゴンの討伐を果たすことができたんだ。

…だけど。

なぜだろう? 何のカンガイもわいてこねえ。

むしろ、オレがこの世界で生きている目的をなくしちまったみてーな、この虚しさはなんだろう?

自分のことのようによろこんで祝ってくれるみんなとは対照的に、オレの気持ちはイマイチ晴れなかった。

だけど、パットの「トラウマが少し薄れた気がする」って言葉をきっかけに、なんとなく少しわかった気がした。

あの日あの時から、オレの全てはコイツを倒すコトだけに向けられていた。

皮肉なコトに憎むべき"ヤツ"の存在が、オレの生きがいにもなってたんだ。

だけど、ソレは果たされてオレを束縛するモンはなくなった。

そう、生きる目的がなくなったんじゃなくて、自由を得た。

今からがオレのホントの"ブリタニアの暮らし"のはじまりなんだ!

去り際に振り返ったときに見えた"ヤツ"の亡骸が、オレの想いに応えるかのように、一瞬、青白く光った気がした。

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